関関同立への最短の道

今までの3時間の勉強時間を30分に。部活引退後からでも遅くない、現役生のための勉強法。

覚えている内容は、覚えているうちに復習するな

みなさんこんにちは、Daikiです。

 

今回は、勉強のテーマとも言える「暗記」についておすすめの方法をお伝えしたいと思います。

 

突然ですが、あなたは暗記が得意ですか??

 

ここで自信を持って「得意です」と答えられる方はもう読まなくても大丈夫ですが、ほとんどの方はそうではないと思います。

 

そこで、今日はみなさんが陥りがちな間違った暗記法と、科学的な根拠のある正しい勉強法をお伝えしたいと思います。

 

・「覚えた内容は忘れてはいけない」という間違った常識

 

よく間違われがちなのが、「一度覚えた内容は忘れてはいけない」ということです。

 

授業で先生が生徒を当てて、生徒が間違えたりすると「昨日やったとこなのにもう忘れたのか!」と怒られたりしますよね。

 

僕が受験生のとき、塾で何度もこういったことを言われてその度に落ち込んだものです。

 

「授業は真面目に受けているはずなのに、なんでたった一晩たっただけで忘れてしまうんだろう…」と。

 

さらには、もし自分が答えられなかった問題を周りの友達が難なく答えてしまうときなどは、自分の頭が悪いんじゃないかとまで疑ってしまう始末です。

 

何度かこういったことが続いてしまうと勉強そのものに対して苦手意識を持ってしまい、劣等感から余計に結果が出づらくなってしまいます。

 

生徒にそんな風なことを思わせる先生も悪いですが、「一度学んだことなんだから一度で覚えろ」というイメージがついてしまっているのがさらに問題です。。

 

ですがこのようなことを言われて傷つく必要なんて全くないです。

 

科学はこんなことは言っていませんから。

 

さて、話を戻します。何かを暗記したいときに必要なのは、脳に「これは生きるために必要な知識なんだ」と思わせることです。

 

脳にこういったことを思わせるには、「忘れかけた頃に復習する」というのがベストです。

 

忘れかけたタイミング、もしくはほぼ忘れてしまったタイミングで復習をすることによって、脳が「これだけ思い出そうと必死になるんだったら、この知識は生きるために必要なものなんだ」と勘違いします。

 

このタイミングで記憶は短期記憶から長期記憶へと移動するんです。

 

もちろん、これも一度で完璧に長期記憶に移動するわけではありませんが、忘れる前に復習して短期記憶を繰り返すよりかはよっぽど効率的です。

 

さらに、何か新しいことを学びたいと思った場合、新しい事柄を自分に身近なものと絡めて覚えてあげると覚えやすくなります。

 

カラーバス効果(青色のバスがよく通るなと思った瞬間、青色のバスがそれまでより目につきやくなるようなこと)にもあるように、身近なものを記憶のトリガーにしてしまうことで、「思い出しやすく」するんですね。

 

記憶を長持ちさせるには一回忘れてしまうという逆転の発送ですが、だから子を知っていると他人よりかなりリードできます。

 

普通に勉強だけしている人がこの考え方に至るにはかなり無理がありますから笑

 

ぜひこの機会に試してみてくださいね!