なんでSNSで時間を無駄にしてしまうの??
SNSで時間を無駄にしてしまう原因
今回は最新の情報で、2019年にランカスター大学の研究で分かったものです。
ランカスター大学がFacebookを利用する男女444人を集めて、どのようにインターネットを使っているのかを調べました。
調査期間は1年間で、SNSの利用時間が生活中の注意力や集中力に影響するのかということを主に、ネットでの挙動を調べました。ここでいう集中力は勉強をしているときにSNSを確認したくなるかどうか、というようなものです。
研究結果①
SNSによってストレスを受けると、SNSを使っていない時の日常生活での集中力も落ちてしまう。
たとえば自分の投稿を誰かに非難されたり、自分にとって都合の良くない情報をSNSで見てしまうとかですね。
つまりSNSからのストレスは集中力を削ぐというわけです。
研究結果②
SNSでストレスを受けた後、SNSでの活動が集中力散漫になる。
たとえば、好きなアイドルがいつ新しいCDを出すのかが気になってTwitterを開いたとします。でもその情報を得る前に何かしらのストレスを受けてしまうと、最初に得ようとしていた情報以外にも色々と手を出してしまいます。
友達が何を呟いているのかとか、トレンドを検索したりとか、最初にTwitterを開いた目的からどんどん逸れていってしまうんです。
言い換えれば、SNSでストレスを受けると、ネットサーフィンに走りやすくなってしまいます。
SNSではこのようなことが起きやすいため、気づいたら時間がかなり経ってしまっている、ということが起こりやすいのです。
まとめると、SNSでストレスを受けるとSNSが関係しない日常生活でも集中力が落ちてしまう。SNSでストレスを受けた結果、集中力が散漫になって携帯をさわる回数が増える。回数が増えれば増えるほど、ネットサーフィンをしやすくなる、そしてまたSNSでストレスを受ける、という悪循環が起こってしまうわけですね。
解決策
では、このようなSNS中毒のような状態からどのようにして脱出すればいいのでしょうか??
もしあなたがiPhoneを使っているなら、最高の機能があります。
それが
・休止時間
・App使用時間の制限
です!
休止時間は画面を見ない時間を設定し、App使用時間の制限は1日あたりのアプリの使用時間を強制的に制限し、その時間を越えるとそのアプリがその日は使えなくなるという機能です。
設定画面→スクリーンタイム→休止時間 or App使用時間の制限 で設定できます。
この機能、めちゃくちゃ使えます。
「休止時間」を使えば寝なくてはいけない時間をすぎて夜にだらだらと携帯を触ることはできませんし、「App使用時間の制限」を使えばついつい開いてしまうSNSのアプリを必要最低限の時間にまで抑えることができます。
これらの機能は分単位まで細かく自分で決めることができるため、融通も効きやすいです。
たとえば、「今の期間はテスト期間だから1日で使えるアプリの時間を合計で2時間に抑えよう」とか、逆にテストがおわった少しゆっくりしたいなって時は制限をゆるくするなど、使い方は人それぞれで決められます。
僕も(最近無駄に時間を浪費しているな)と感じた時は、気づいたら時間をかなり使ってしまうYouTubeやNetflixのアプリに制限をかけています。
このようにSNSだけではなくゲームやwebサイトにまで制限をかけられるので、自分が1番時間を使ってしまっているなと思うアプリに制限をかけましょう。
そうすることで時間にメリハリをつけられ、必然的に勉強も集中できるはずです。
少し荒治療ではありますが、だらだらと携帯を触る時間が減る分、確実に勉強する時間は増えるのでオススメですよ!