関関同立への最短の道

今までの3時間の勉強時間を30分に。部活引退後からでも遅くない、現役生のための勉強法。

休憩時間、何してますか??

テストや模試で点を取りたいのであれば、記憶を脳に定着させるだけでは意味がありません。

 

定着した記憶を使える知識に変えていく必要があります。

 

受験生であれば、勉強した内容がそのまま出てくる場合の方が少ないのですから、得た知識を応用して使えるようにする力が必要です。

 

では、その「使える知識」を増やすにはどうすればいいのでしょうか。

 

その答えは勉強後の過ごし方にあります。

 

問題集の問題を解いた後や授業を受けた後、集中して自習をした後などの知識を頭に入れてからの時間をどう使うかで、その知識を100 %使えるものにできるかどうかが変わってきます。

 

最初に結論を言うと、

 

勉強後は脳を使わないようにする

 

ことが大切です。

 

勉強が終わったあとに「明日は〜の単元をしよう」とか、「今日はイマイチ勉強に集中しきれなかったな」などの勉強に対する反省はすぐにしない方が良いです。

 

勉強後に反省することが良くないなんて言うと誤解を招きそうですが、脳は常に2つのモードを使い分けています。

 

①集中モード・・・脳に入ってくる情報に対して意識が向いていて、知識を最大限に取り込もうとするモード

 

②緩和モード・・・脳がリラックスしていて、頭にある色々な情報を関係付けて結びつけていくモード

 

勉強の結果を点数で出すには、この2つのモードが必要不可欠です。

 

たとえば「1775年にアメリカ独立戦争が起こった」という情報を集中モードで勉強します。そのあとに緩和モードに切り替えると、「近い年代の1789年にフランス革命が起こっていたのはアメリカ独立宣言の影響があるのかな」というように、別々の知識が頭の中で勝手につながるようになるんです。

 

緩和モードのおかげで、点同士だった情報が線でつながり、応用の効く知識へと変わっていきます。

 

勉強をとにかくたくさんしている真面目な人ほどこの緩和モードが足りていない場合がよくあります。

 

勉強時間は圧倒的に他の人よりも多いのに結果が出ないときは、休憩時間にしっかりと勉強のことから頭を話してリラックスできているか確認してみてください。

 

勉強で成果を出せるかどうかは休息の質からも影響を受けるので、休憩するときは安心して休んでください!