目標達成のために必要な5つのこと
目標を立ててみたはいいものの、そのあとにうまくいかなくて挫折してしまったという経験はありませんか?
おそらくほとんどの人があると思うのですが、今回は目標達成のために大切な「考え方」をメインに5つ、伝えていきたいと思います。
①達成したときのことを五感で考える
目標を達成したときに何を見て、何を聞いて、何に触れるのか、感じるかなどを頭に浮かべるということです。
たとえば目標にしている大学に合格したときのことを考えてみましょう。
見えるもの・・・合格通知や掲示板に貼られている自分の受験番号。さらに合格を知った家族や友人、先生たちがよろこんでくれている姿。
聞こえるもの・・・同じく家族や友達などの人たちからの祝福の声。または「やった!!」という自分の声など。
触れるもの・・・目の前に届いた合格通知や入学の案内、恩師と交わす握手の感覚。
感じるもの・・・達成感や充実感、やり切ったという満足感など。
このように、想像できる範囲でいいので、目標を達成したときにどのような状態になるかを五感を踏まえて考えていくことで、明確な目標にすることができます。
②必ず達成できると思うこと
自分が掲げている目標に対して、達成できると思っているかいないかで行動が変わってきます。
達成できると思っている人はまず方法を考えます。その結果どうすればいいのかがハッキリと分かり、行動につながります。
ですがそもそも達成できないと思っている人は、方法を考えることすらしません。達成方法も分からず、行動にも起こせないんです。
なので、自分の目標に対しては「達成できる!」という信念を強く持ちましょう。
③達成しなくてはならない本当の理由を考える
人はネガティブなことには反応しやすい傾向があります。それを上手く使っているのがメディア。ニュースでポジティブな事がほとんど報道されないのは、この傾向を使って人々の注目を得るためです。
それと同じように、テストで点を取ることや受験に合格しないと問題が生じるように設定すると成功率がかなり上がります。
達成できなくてもダメージがないような目標は、途中で挫折してしまう可能性が高いです。
達成できなかったときにどのようなマイナスなことが起こるのかを考えておくのは、プレッシャーにはなりますが有効な手ではあります。
④考え方を柔軟に
誰しもが目標を達成するためには計画を立てると思います。
ですが、この計画通りいくほうが少ないですよね。
計画段階ではわからなかった問題点や、すぐ終わると思っていた内容が意外と時間がかかったり・・・
そんなときに、「こんなことも分からなかった自分は馬鹿だな」と自分を責めないようにしてください。
計画は、上手くいかなかったときにはすでに効果を発揮しています。
計画が本来とずれているなと感じることはとても大切です。
もし計画を立てていなければ、そもそも自分が目標に続く道のどこを歩いているのかも分かりません。
計画を立てたからこそ見えてきた問題は、修正すると必ず目標への近道に繋がります。
⑤結果だけにとらわれないようにする
今している努力は、必ず結果として返ってきます。
これはテストの点数や受験の結果といった目に見えるものだけではありません。
「あのときこれだけ頑張れた」という過去は、必ず自信につながります。
自信は過去の積み重ねなので、勉強という努力をしているだけですでに将来の自分への投資はできています。
たとえ目に見える結果が出なかったとしても、「全力を尽くす」ということだけは自分に嘘をつかずに頑張りましょう。
以上が目標を達成するために必要な5つのことです。
これらを意識すると、目標の達成率がかなり変わってきます。ただがむしゃらに努力するのではなく、1番大切なメンタル面をしっかりケアしながら努力を継続していきましょう。