関関同立への最短の道

今までの3時間の勉強時間を30分に。部活引退後からでも遅くない、現役生のための勉強法。

口にするもので集中力が変わる

人の体は食べ物でできていますから、口にするもので集中力が変わるのは当たり前と言われれば当たり前です。ですが、みなさんが思うよりもかなり影響してきます。

 

まずひとつ重要なことを言っておくと、

 

脳はブドウ糖がないと働きません。

 

他の体の器官と違って、脳はエネルギー源としてブドウ糖しか活用できないんです。

 

その割に脳はエネルギーをめちゃくちゃ使います。

 

体重の2%の割合しかない脳ですが、エネルギーの消費量は20%と、とてつもなく燃費の悪い器官です。

 

しかも脳は寝ている時ですら働きつづけますから、常にブドウ糖を消費しています。

 

では何を食べれば、この「大食らい」の脳にブドウ糖を送り続けられるのでしょうか?

 

答えは低GI食品です。

 

聞いたことがある人もいると思いますが、低GI食品とは、簡単に言えば「血糖値がゆっくり上がる食べ物」のこと。

 

リンゴやヨーグルト、玄米などの食品がそうです。

 

逆に「高GI食品」は白米やパン、ケーキなどですね。

 

これらの食品は血糖値を急激に上昇させ、その後すぐに急降下させます。

 

人間は、血糖値が乱高下することに強いストレスを受けてしまうので、高GI食品はイライラを募らせ、集中力を散漫にさせる原因になってしまいます。

 

そこでおすすめしたいのが、間食にナッツを食べること。

 

ナッツ類は炭水化物が少なくタンパク質が多めの典型的な低GI食品です。

 

ピーナッツやアーモンド、カシューナッツなどのナッツ類は集中力や思考を上げる成分である亜鉛、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸葉酸、ビタミンE、ビタミンB6などが豊富。

 

特にオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は天然の抗うつ効果があり、ポジティヴにさせる効果もあります。

 

しかもナッツ類なら満腹になりづらく、程よい満足感で済むので眠気がくることもありません。

 

なので、小腹が空いたタイミングでナッツを食べることで、効率よく脳の効果を発揮させ、かつ維持させることができるというわけです。

 

最後にまとめると、集中力を高めて持続力をつけたいなら、低GI食品多めの3食+間食にナッツ類というのがベストです。

 

普段まったく食生活を意識していなかったり、間食に高GI食品ばかりを食べているひとは、見直してみることをおすすめします!