関関同立への最短の道

今までの3時間の勉強時間を30分に。部活引退後からでも遅くない、現役生のための勉強法。

自分の限界を超えた目標を持て!!

突然ですが、人生の目標はありますか?

 

ここでいう人生の目標とは、夢のようなものだと考えてください。

 

人生の目標がある人ない人色々いると思いますが、ある人にもう一つ質問したいと思います。

 

その目標は自分のためだけのものじゃないでしょうか?

 

基本的に目標というのは、「有名になりたい」とか「お金持ちになりたいなどの自分個人の欲求を満たすだけのものであることが多いです。

 

目標があると答えた人も、おそらくこのパターンに当てはまったと思います。

 

そこで、今回皆さんに伝えたいのは、「自己超越した目標を持って欲しい」ということ。

 

自己超越とは、自分という個人の範囲を超えた状態。

 

つまり、他者のための目標を持って欲しいということです。

 

たとえば、「アフリカの恵まれない子供達を支援したい」とか、「平等な社会を作り上げたい」などの目標です。

 

これらのような大きな目標でなくても、「家族ともっと幸せに暮らしたい」ということでも個人の範囲を超えた目標ですので、自己超越目標になります。

 

この自己超越目標ですが、勉強へのモチベーションのしちを大きく変える性質があるんです。

 

テキサス大学が実験でそれを証明しています。

 

ある高校生を対象にした実験です。社会の問題点を挙げ、その問題点に学校の勉強を活かす方法を考えさせるグループと何もしないグループで分けたところ、社会について考えたグループは勉強の時間が2倍も増加したという研究結果が出ました。

 

これはモチベーションの質が良いものに変わったからです。

 

普段、勉強する時に意味について考えたことはあまりないかと思います。

 

おそらくですがテストの点数や成績のためというのが主な理由ではないでしょうか。

 

そうではなく、「親の喜ぶ顔が見たいから良い点を取りたい」や、「この勉強を社会に活かしたい」などの目標を持つことで、勉強するときのモチベーションは大きく変わります。

 

「この知識が色々なところで役立つ可能性がある」という感覚は、勉強本来の姿です。つまらないはずの勉強に意味を見出すことができるんです。

 

ここで理解していて欲しいのは、モチベーションが上がるのではなくて質が変わるということ。

 

やる気が爆発的に出てくるというよりかは、自然と頭が勉強に向くイメージだと捉えてください。

 

僕の場合、あまりに大きすぎることを考えるとイメージが全く湧かないこともありました。

 

小さくても良いので、社会に貢献することがイメージしやすい内容だとさらに良いです。

 

ただ、自己超越目標は考える内容が勉強に関することでなくても効果を発揮します。

 

世の中を変えたいというような大きなことが思いつかなければ、自分にとって大切なものを考えるだけで良いです。

 

家族や友人、「何にも縛られずに生きたい」という理念でも、なんでも良いので勉強前に考えてみてください。

 

勉強に対する考え方が大きく変わります!